大アルカナについて

大アルカナ22枚

大アルカナについて簡単に解説しておきます。

大アルカナには22枚のカードがあります。それぞれに番号とタイトルが与えられており、一般的には0番とされる「愚者」から21番の「世界」までとなっています。この22枚のカードだけで占われることも多く、小アルカナを含まないデッキ(1組のカード)もあります。大アルカナのみをさしてタロットと呼ぶ場合もあります。

全てが絵札となっており、物事の価値観や、道徳、世界観などを表しています。心理学的には人類共通の元型的なイメージでもあり、見る人によって解釈は様々で、固定された意味を与えることはできません。タロットの解説書に見られるカードの意味の記述は、あくまで解釈の一例にすぎず、実際には、1枚のカードで無限の解釈が可能です。その時々で全く異なる解釈になり、場合によっては逆の意味を示すこともありますが、それは決して矛盾しているわけではないのです。

西洋の宗教的影響もカードの絵の中には少なからず見られますが、タロットは特定の宗教に属するものではないようです。もともと占い用として作られたものなのかどうかも定かではなく、ゲーム用のカードとして作られたものという説もあります。現代でも、子供用のカードゲームでアニメのキャラクターなどが描かれたものもたくさんありますが、それが遠い未来には神秘的なものと解釈されて、占いに使われたりするようになるのかもしれません。現代のアニメのキャラクタも、時代を反映して生まれた元型的なイメージと言えるのではないでしょうか。

大アルカナの22枚のカードを見ていると、どれも神秘的で、きっと何か隠された深い意味があるのではないかと考えてしまうかもしれません。その意味を探るのがタロットの目的としてもいいでしょう。0から始まり21で終わる探求の旅のはて、たどり着くのは再び0のスタート地点です。1枚のカードに無限の解釈があるように、1度学んだからといって全てを知り尽くせるわけではないのです。

人間の成長というのは、そんなタロットのように、まるでらせん階段のように、同じ場所を何度も巡りながら、少しずつ少しずつ高いところへ進んでいくものなのです。

タロットを用いた占いの、真の目的はそこにあると、私は考えています。

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作成日時: 2005年07月09日(土) 17:54:00


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